カムチャツカで「ウイコアリ大地の熟練工」というフェスチバルは閉幕された

28.05.2021 08:25:16 (GMT+12)

カムチャツカで「ウイコアリ大地の熟練工」というフェスチバルは閉幕された
カムチャツカの北方原住民族であるイテルメン人はカムチャツカのことを「幻の大地ウイコアリ」と呼んでいる。今年は半島の最北部にあるオリュートルスキー地域がフェスチバルの開催地に選定された。フェスチバルはカムチャツカの最も主要な文化事業の一つとなっていて、半島内の民俗町村の熟練工が参加している。開催の主要な課題の一つは熟練工の貴重な経験を若者世代に伝えて、民俗装飾・応用芸術の伝統に対して若者の関心を引くこと。フェスチバルの観客は魚の皮の製品、トナカイの角の飾り物、民俗の服を着た人形などの民俗工芸製品を見ることができた。フェスチバルの一環でカムチャツカの民俗芸術センターの研究員はオリュートルスキー地域の長老とあって、彼らの思い出を聞いた。「キルワイ」祭も訪れ、長老が儀礼を行ったり、儀式用の食事を作ったりしたことを見て、子供の生誕を祝う「儀式用トナカイのレース」という氏族祭儀を取材した。