モスクワとカリーニングラードの生徒達はカムチャツカにあった惑星面走行車を遠隔操作した

13.04.2021 08:40:54 (GMT+12)

モスクワとカリーニングラードの生徒達はカムチャツカにあった惑星面走行車を遠隔操作した
「宇宙飛行学の日」に先立って太平洋海岸のカムチャツカではモスクワとカリーニングラードの生徒達が惑星面走行車を遠隔操作した全ロコンクールが行われた。カムチャツカにユニークな機械を持ってきたのはモスクワ国立大学の力学研究所の研究者だ。

「この機械はよくできているけど模型であるため、実際に惑星面を走行できない。モスクワ国立大学の学生達に組み立てられたものだ。宇宙や宇宙飛行用の機材に生徒達と学生達の関心を引くためにその機械をカムチャツカまで持ってきた。今年は初の有人宇宙飛行60周年という記念すべき年であるため、今回のコンクールを「宇宙飛行学の日」に合わせて実施した訳だ」と、同コンクールに主要な主催者の一人であるモスクワ国立大学の力学研究所のコンスタンチン・クリーモフ主任技師は述べた。

カムチャツカから数千キロ離れた学校にいる生徒達は惑星面走行車を遠隔操作することができた。生徒達は惑星面走行車を利用して、指定座標で隠された物体を発見して内臓カメラでその写真を撮影するという課題を立てられた。コンクールは2つの段階に分けられ、その結果をまとめたところ、モスクワのチームは8対6で勝ちを収めた。