クリュチェフスコイ火山の溶岩流の一つは流動を止めた。

05.03.2021 07:51:33 (GMT+12)

クリュチェフスコイ火山の溶岩流の一つは流動を止めた。
それについてロシア連邦科学アカデミー極東支部火山学地震学研究所のアレクセイ・オーゼロフ所長が明らかにした。

オーゼロフ所長によると、火山学者の調査団は零下30度の気温、強風、稀薄化した空気という厳しい気象にもかかわらず、3度の登りを経て海抜3000メートルにある土石流の流出口にたどり着くことができた。現場調査の結果によると、火山の尾根にある噴石火山錐は高さ54メートル、麓の直径101メートルまで拡大した。噴石火山錐の噴火口から30-50センチの火山弾がほぼ連続的に噴出して、総長1200メートルの一つの溶岩流が流れ込んでいる。もう一つの溶岩流は流動を停止して不動状態にあると、アレクセイ・オーゼロフ氏が述べた。